iOSはApple社がiPhone・iPod Touch・iPadに搭載しているOS。
以前はOS X iPhone、iPhone OSと呼ばれていたが、現在はこの名称に至っている。
最近の機種による違いを書いておきます。
【iPhone（アイフォーン）】
いわゆるてんこ盛り。
iPhone3GS
3Gと比べて大幅なスペックアップを果たし、使いやすさが大きく向上。
オートフォーカスカメラ・ビデオ撮影が可能になった。
また音声コントロールが可能になり、デジタルコンパスも追加された。
iPhone4
強化ガラスによる平坦なデザインになり、フルモデルチェンジ。
チップセットにA4プロセッサを採用し、高速化・省電力化。
高解像度なRetina（網膜）ディスプレイに、カメラは性能アップ＆フラッシュライト付き＆前面にもFaceTime用のカメラがついた。
HDビデオ記録機能や3軸ジャイロセンサ機能が追加。
iPhone4S
CPUをデュアルコアにグラフィック機能の強化、カメラ性能の向上、動画もフルHD撮影が可能になった。
また言語により応答・処理するsiri（シリ）を搭載している。
少々の外観の変化はあるが、全体的には不満の多かった部分を改善しているマイナーチェンジモデル。
OSの通知機能変更の影響もあり、やや電池の持ちが悪くなっている。
【iPod Touch（アイポッド・タッチ）】
登場はiPhoneよりも先だが、iPhoneの機能制限版（主にカメラ性能・GPS・デジタルコンパス）の位置づけになっている。
第3世代・Late 2009
CPUのクロックアップ、メモリ増設などで快適性が大きく上昇。
音声コントロールも可能に。カメラなし。
第4世代
iPhone4と同じく、A4プロセッサ・Retinaディスプレイ・3軸ジャイロセンサーが搭載され、また前面・背面に待望のカメラが搭載された。
基本性能はかなり高くiPhoneとの差は従来よりもないが、背面カメラがギリギリHD動画が撮影できるレベルにとどまっている他、メモリ容量が前世代と同じく256MBに据え置きが残念なところ。
【iPad（アイパッド）】
iPhoneよりも大きなディスプレイ・バッテリーを採用し、Wi-FiモデルとWi-Fiと3G通信機能をもつ３Gモデルの2種類のモデルが用意されている。
iPad（第1世代）
iPhoneとの違いはカメラが未搭載で、側面スイッチの機能に違いがある点。またiPad単品での通話・SMS・MMS機能もオミットされている。
iPad2（第2世代）
CPUをデュアルコアに変更、グラフィック機能強化、カメラを２つ搭載、センサーが追加、軽量化など前世代の問題を改善している。
iPad（第3世代）
iPhone4以降で採用されている高解像度なRetina（網膜）ディスプレイに対応している。
高解像度ゆえかブラウザなど表示に一瞬のラグが発生する。