Kinect(キネクト)開発 アイテム&おすすめ本

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物理コントローラではなく、体の動きをセンサーで認識してコントローラになる「Kinect(キネクト)」。
XBOX360のゲームとしてだけでなく、様々な用途に利用される可能性を秘めている将来が楽しみなデバイスの一つです。
キネクトはPCにつないで、プログラムによる制御やゲーム・アプリケーションなどを作ることができます。

キネクトセンサーにはいくつかの種類があります。

Xbox 360 Kinect センサー

基本的にはゲームで遊ぶこと中心、ビジネス用途には使用できません。
要外部電源でXBOX360本体同梱版にはPCと接続するための「USB電源ケーブル」を別途購入する必要があります。
入手方法は
・公式サポートに連絡して購入する(3830円) → 公式サポートページ
・OEM版を購入する(1980円+送料)

個人的には出費を少しでも抑えたいので、OEM版を注文しました。
普通に英語で書かれたkinectの箱に入っており、問題なく接続できて満足です。
(最初はうさんくさいな思ってたりしましたが・・・)

【商業用】Kinect for Windows センサー L6M-00005

ビジネス用途に使用できるキネクトセンサー、XBOX360よりも近接認識が可能。
ただし公式開発ツールの対応OSバージョンがWindows7以降なので注意が必要です。
XBOX360版よりも高いのは、対応ゲームによる利益を得られないためですね。
外部AC電源は同梱されており、USBのみでの動作はしません。

XTION PRO LIVE

ASUSから発売しているキネクトセンサーでビジネス用途も可。(ただしその範囲がいまいち不明のまま)
何よりも外部電源がUSB供給のみで可能であり、対応OSも多岐にわたるのも特徴。(OpenNIなどであれば関係ないですが・・・)
ちなみに外部電源を必要としない理由はチルト・モーターというユーザー調整に使う機能(主にゲームに使用)がないためとのこと。
Kinect for Windows センサー L6M-00005と迷うところですが、開発環境などを考えるとこちらの方が楽な点が多いですね。

キネクトに関する本はいくつか出ています。その中でもおすすめのものをご紹介します。

キネクト ハッカーズマニュアル

ハック(プログラミング)や導入の基本的な部分はもちろんその活用方法や面白い動画紹介・実際に開発した方へのインタビューなど、よりキネクトへの興味や可能性を知ることができます。
ただ少し導入部分が長すぎて、プログラミング・ソースコードの部分を増やしてほしかったなあというのが正直なところ。
1冊目にはおすすめ。

KINECTセンサー画像処理プ窶泣鴻Oラミング―身体の動きがコン窶泣gローラ C++でKinectプログラミ窶泣塔O

技術的に少し高いところを紹介しているのが印象的。派手さはないですが、中身を見ると「おっ!」と思うことが多いです。
ただ開発環境がWindowsよりなので、注意が必要。

KINECTセンサープログラミ窶泣塔O

八方美人的な作りのため、開発環境や開発言語が定まっていない人にはおすすめ。
レビューなどでは八方美人故の重複が多く水増し感がすごいと言われていますが、初心者には選ぶことも難しいですからこれはこれでありかと。

Kinect Hacks: Creative Coding Techniques for Motion and Pattern Detection

英語のみですが、注目している1冊。

キネクトによる開発の情報は本だけではなく、ネットにも多く出ています。
ですが、情報が古いものが多いために現状とずれてしまっているのが残念なところ。
有用な情報を公開してくださっていて、自分も参考にさせていただいたサイトもご紹介しておきます。

特集:Kinect開発の選択指針:アットマークアイティーの特集。前述の本作者中村薫氏によるもの。
かおるんダイアリー:同じく中村氏のブログ。
かっしぃのメモ帳:導入方法を中心に参考にさせていただきました。
水おいしいです^o^:MMDとの連携は一番詳しく、非常に参考にさせていただいてます。

キネクトは今後様々な形で活用されていくことが予想されます。
早い段階で手を出しておいて損はないように感じてますし、自分も何か形にしたものを世に出せればと考えています。

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