今回は2022年の5月14日に劇場で「シン・ウルトラマン」を鑑賞してきましたので、その感想をネタバレはしないようにつとめて書きたいと思います。
観に行ったきっかけ
SNSで5/13に話題になっていた話題、それは映画「シン・ウルトラマン」が良いという感想でした。
公式サイト
映画『シン・ウルトラマン』公式サイト4.12 Blu-ray&DVD『シン・ゴジラ』の製作陣が、あの“ウルトラマン”を描く。混迷の時代に生きるすべての日本人に贈る、エンターテインメント超大作。
シン・ゴジラのスタッフ陣が今度はウルトラマンを手掛けることで、元々話題となっていましたが、自分は仕事で余裕がなくて上映開始日を認識してなかったんです。
で、それを見て、仕事で疲弊していることもあって、観に行くことに決めました。初代ウルトラマンは昔から好きでしたからね。
素直な感想
個人的には少し物足りなさも感じるけれど、よくこの時間でこれだけのエピソードを詰め込んで、満足度は十分だったなと。
シン・ゴジラ、ウルトラマン、エヴァンゲリオンの融合みたいな部分があるので、全部見てると「ああ」と感じる部分が多かったですね。それらが合わない人はきついかも。
構成がかなり良かったというか、体感時間のコントロールがうまかったと。イメージとしてはジェットコースターの遅いところと加速するところがはっきりしているのが、それももたらしているのかなと。
ウルトラマンで知ってることを刺激してくる感じと換骨奪胎で現代風アレンジしたものは自分的にはOKでした。知っている人の予想を裏切る設定などもあって、個人的には「そうくるか」と感心しました。
あとは制作陣のウルトラマン愛というか、リスペクトとこだわりはすごく感じました。それはスタッフロールを見れば、よくわかります。
気になった点
シン・ゴジラよりもマニアックに走ったというか、マニア向けの印象が強かったです。初代ウルトラマンの撮影秘話や噂、今とは違う解釈などが盛り込まれています。そういうコアなネタがわかる人には「おおっ!」と思う点はあるのですが、知らない人にはどうなんだろう?という感じは受けましたし、いわゆる制作側の自慰行為みたいに感じるところはあるので、それを受け付けない人もいるだろうなと。
あとは会話シーンが長いところが前述の体感時間コントロールになってると思うんですが、あそこで集中が途切れる人もいるかなと。
子供向けではないかな?人間模様の描写が強いので大人向けですが、戦闘シーンは喜ぶかもしれません。
映像の質が少し古く感じるような場面(初代の頃のような)がいくつかあったのは、わざとなのかな?
少しフェチを強く出しすぎかなと思う場面もありました。自分は少し気になったけれど、人によってはアウトかも。
初代ウルトラマンの換骨奪胎のやり方、マニア向けに偏ったことが、人によっては受け付けないかもしれません。ただウルトラマンが好きだった気持ちは良くも悪くも刺激されるんじゃないかなと。
最後に
万人受けするタイプではないですが、特撮やウルトラマンが好きな大人向けかなと。個人的には観て良かったと思います。
子どもの頃にごっこ遊びをしていた過去の自分を思い出しました。
もしこの感想を見て、観たいと思っていただけたら幸いです。
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