ずいぶん時間が経過しましたが、完結編。
ただし長くなりそうなので、随時更新という形でひとまず未完成ですが公開します。
本特集は大きく分けて下記の3つ。
1.アプリを作りたいプラットフォームの特徴
2.どんなアプリを作りたいかを考える
3.開発用パソコンと必要なソフトや周辺機器の選び方
本記事は3に該当します。
1や2で述べてきたパターンにあなたがどれだけ合致するかを考えてみてください。
・iOSのアプリ開発がしたい・・・Mac
・PlayStationMobile、WindowsPhoneの開発がしたい・・・Windows・Mac
・Androidの開発がしたい・・・Windows・Mac・Linux
簡単に分けると、こんな感じです。
ではそれぞれのOSを搭載したパソコンの特徴について説明していきます。
Mac
上を見ればわかるとおり、万能なのはMacですね。
ただしWindowsを使う場合はOSを別途購入する必要があり、場合によっては仮想マシンソフトも購入が必要です。
まあBootcampという機能を使えば、仮想マシンソフトはいらないですかね。
1台で幅広いプラットフォームのアプリを作るとなると、おすすめになります。
ただしMacで使われているパーツは主にノート用であり、Windowsのデスクトップと比べると相対的に性能は下がります。カスタマイズもかなり限られているので、ハイスペックとなると高額なMacProを導入せざるを得なくなるのが特徴。iOSの特徴と同じですかね。
ただしAppleは旧型を結構シビアに扱うので、新サービスや新機能を使いたい場合は買い換えをしないと厳しい場合が多いです。長く同じマシンでという方には向いていません。
Linux
Androidに関してはEclipseでのビルドスピードを考えると、Linuxがかなりいいです。
Macもそれほど悪くない印象ですが、Windowsはかなり重く感じます。
Linuxマシンはそれほど商品として展開されていませんが、デュアルブートするか2台目にすると捗ります。
ただしスマートフォンアプリに関してはSDKなどが用意されていないため、幅自体は狭い状態になります。
ubuntuあたりがユーザー数も勢いもあり、いい感じ。
比較的スペックが低くてもキビキビ動くので、今使っているマシンをLinuxにして、新しくパソコンを買うという手も充分ありです。
Windows
Windowsは自作機などである程度低予算でパフォーマンスの高いパソコンを得ることができるのが特徴。
iOSアプリが作れない(公開できない)という弱点がかなり大きいですが、それ以外では幅広く活躍できます。ユーザーも多いので、何かあった時も知っている人が多いのがかなりのアドバンテージです。
ただしWindowsはOSバージョンによって大きく当たり外れがあり、当たりは98SE、2000、XP、7と一般的には言われ、企業などもそれに沿った形で導入する傾向が高いです。
こうしてみると、何のアプリを開発したいかで大きく重視するOS搭載パソコンが変わることがわかると思います。
では導入コストを見るとどうかを簡単に見てみましょう。
Linux < Windows < Mac モデルによっても大きく変わりますが、おおまかに見るとこんな感じです。 ただしLinuxは導入には少なくとも他よりも知識や手間がかかる上にサポートは基本ありませんので、それとのトレードオフという見方もできます。 そういう意味では導入コストとスペックのバランスの良さではWindowsがいいと言えます。 MacはiOSアプリを開発する場合以外は外した方がコストパフォーマンス上はいいと言えます。 では次にそれぞれのOS搭載パソコンでの選び方についてご紹介します。 以下後日更新予定。 しばらくお待ちください。
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