さすがにCPUがCore2 DuoのMC374J/Aでは負荷のかかる重い作業はやはり厳しい状態です。買い替えるとしたら、やはり安く性能アップを図りたいと考えるとMacであれば真っ先に候補になるのがMac miniでしょう。
Mac miniは周辺機器などは付属せず、本体だけ。
ですが、その分自分が持っている周辺機器を組み合わせられ、しかも安いため人気があります。
ただし拡張性は少なく、しかも拡張しにくさはiMacほどではないですが、各所でその方法が記事になるほど。特に2台目のHDDやSSDといったストレージの増設はいろいろと面倒なようです。
今回のラインナップで注目すべきはUSB3.0に対応したこと、そしてグラフィック機能がIntel HD4000のみになったこと。
前者はプラスとして、後者は結構痛いですね。正直前モデルのMC816J/Aに採用されていたグラフィックチップRADEON HD6630Mに性能では大きく劣ります。オプションでも選択できなくなったのは正直Appleのコストダウンを意識しすぎた感じが出ていて、あまり評価できません。ですがUSB3.0採用とクアッドコアCore i7がMC816J/Aの位置になったのは全体の使い勝手としては向上したと言えます。
PhotoshopやIllustratorなどのCGや3Dグラフィック、CAD、ゲームなどの開発などに関係のない人は迷わずに今回のラインナップ、特にコストパフォーマンスのいいMD388J/Aを選ぶのが吉でしょう。ただし自分のように3DCGを使ったゲームの開発をしたいという方には、グラフィック機能の低下は正直痛い。それであるならば、USB3.0を犠牲にしてもMC816J/Aを選ぶのもありですね。もしくはMacBookProやiMacでグラフィック機能を強化しているモデルを選ぶ方が幸せかも。
ちょっと気になっているのは、HDMI接続でブラックアウト・砂嵐現象が見られるという不具合。
(どうもIntel HD4000が原因のトラブル)
発売当初からよく耳にしたトラブルで、そこらへんはドライバソフトウェアの更新で直りそうな雰囲気はありますが、まだ確定ではありません。そこらへんが落ち着いてからでも遅くないかもしれませんね。
いずれにせよMacでコストパフォーマンスを考えるならば、このMac mini(特にMD388J/A)は検討に値するのは間違いないですね。
コストパフォーマンスでは1番と言えるモデル。MD388J/A
とにかく大容量のHDDを積む予定の方にはこちらがおすすめ。MD389J/A
性能よりもとにかく安くという場合はこちらがおすすめ。MD387J/A
USB3.0はなくても、グラフィック機能を重視で安く買いたい方は(Core i5というのがほんの少し足りない感じもしますが)前モデルのこれ!MC816J/A
Mac miniの性能を引き出すには、コスト・手軽さの面から考えてもメモリの増設が一番効率がいいです。MAXの16GBを積んでしまうといいでしょう。5000円ほどで快適さが大きく向上しますよ。
Macらしい快適操作をするならば、このトラックパッドがおすすめ!自分も使用しています。
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