昨年の夏ごろから来年のSIMフリー解除義務導入に向けてスマートフォン向けのMVNOサービスが次々と現れています。その中でも安さを売りにしているのが今回の「DMMmobile」。
2015年1月現在では容量制限はあるものの高速通信が標準でついている中では最も安いのが魅力です。特徴と気になる点についてまとめてみました。
ベースとなるのは3つのコースで、そこに高速通信容量を増やしたプランを用意しているようです。なお情報が古くなっていたり、誤りがある場合がありますので、詳しい内容はDMMmobileの公式サイトでご確認ください。【DMM mobile】データSIMプラン業界再安
【各プラン共通】
SIMタイプ:ドコモMVNO(NTTドコモのLTE/3G網)
選択可能SIMカードサイズ:標準/micro/nano
高速通信ON時通信速度:下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
高速通信OFF時:最大200Kbps
契約事務手数料:3000円
他社へのMNP転出 :3000円/1電話番号
【シングルコース】
データSIMプラン
特徴:データ通信のみで格安!通話不要・下記のようなIP電話アプリを使う方向け
プライベートと仕事で使い分け!あなたのスマホにもう一つの番号を
高速通信容量/基本料金(税抜):
1GB/660円 3GB/1280円 5GB/1780円 7GB/2280円 8GB/2780円 10GB/3680円
最低利用期間:利用開始日を含む月の末日まで
解約手数料:なし
良い点・気になる点:
1GB標準で見れば660円(税抜・税込だと712円)は格安。基本的に1か月で1GBも使わないという人には最適。それ以上使う方や月々で通信料が大きく変わる人にはその点が不利になる可能性がある点に注意。価格が少し高い他社SIMサービスでは未使用分の高速通信容量を翌月持越しが可能な場合があるため、使用する容量次第ではお得感が異なる。またSMS機能の利用は別途SMSオプション(150円/月)になる。
通話SIMプラン
特徴:IP電話は不安で安く電話番号は欲しいという方向け
高速通信容量/基本料金(税抜):
1GB/1460円 3GB/1980円 5GB/2380円 7GB/2880円 8GB/3580円 10GB/4480円
通話料:20円/30秒 テレビ電話 36円/30秒 ※留守電機能なし
最低利用期間:利用開始日の翌月1日から12ヶ月間
解約手数料:一律9,000円 ※最低利用期間未満の解約時・MNP時
良い点・気になる点:
高速通信付通話プランでこの安さは魅力。
データSIMからの追加料金が容量によって600~800円とズレがある。そういう意味では追加料金分が600円と安い5GBと7GBがおすすめになる。またデータSIMプランではなかった最低利用期間未満の解約で解約手数料が発生するいわゆる1年縛りがあるので注意!
【シェアコース】
データSIMプラン/通話SIM1~3枚プラン
特徴:1~3枚のSIMで通信量を安く分け合える。通話は基本データSIMに通話SIMの枚数比率を変えたプラン。家族などで通信使用量に差がある場合(1人はオーバー、2人はあまり使わないなどのケース)などはこちらがおすすめ。
高速通信容量/基本料金(税抜):
8GB/2780円 10GB/3680円 ※通話SIMは1枚ごとに800円追加
最低利用期間:各プランと同じ
解約手数料:各プランと同じ
良い点・気になる点:
1契約1~3人で分け合えるシェアプランは他社にもあるがそれに比べて容量が少し多めで少しプラスという価格設定。使用する全員分の高速通信使用容量が8GBよりも大幅に少ない場合はそれぞれが各プランか他社プランにした方がお得感がある。(ただし契約手数料がそれぞれかかるので回収を考えると微妙な場合がある)
【全体的な感想とおすすめ】
料金プランをドコモなどのキャリア、他社MVNOサービスを研究して意識した値付けをしっかりしてきている印象が強いです。あまり使わない人に月額料金が安い方がいいですからね。選択肢がますます増えるのは利用者側としてはうれしい限り。いい意味で競い合う形でMVNOサービスが盛り上がるといいですね。今回のDMMmobileにも期待が高まります。
格安サービスですと選択できるSIMカードサイズが限定されていることが多いのですが、標準/micro/nanoがちゃんと選択可能であるのはポイントが高いです。
通信自体はIIJ(ドコモMVNO)を利用しているようですので、そこまで劣悪な通信状態ではないと思われます。(自分はIIJMioを使っていますが、あまり不満はありません)そのためIIJMioを使っている方はそこまで使用感が変わらない上に手数料や手間がかかるので、乗り換えはあまりおすすめできないかもしれません。
DMMmobileの個人的なおすすめプランは、税込700円前半のシングルコースDMM mobile データSIMプラン 1GBです。やはりコストパフォーマンスでは突出していますし、サブのSIMとしての運用にも向いていると思います。
個人的にはそこに下記のようなIP電話サービスを併用するのが運用としても無駄も少なく便利になるのではないかと思います。
海外からも日本と同じ通話料「050 plus」
またスマートフォンを下記のような白ロムで入手することでトータルの費用を大きく抑えることができますよ。ドコモのスマートフォンであれば、余計な手続きなしで通信設定をすればすぐに使用することができます。ただしSIMのサイズには注意しましょう。
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そういう意味でも少しでも安くスマートフォンを使いたいという方、月々の通信料金を抑えたいという方には、非常に魅力的なプランを用意している今回のDMMmobileはおすすめです。
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