【Unity】「Auto Hand」~Oculus Quest1・2向けに動作確認したアセット紹介【VR】

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Oculus Quest2(1も含む)用ゲームやコンテンツ制作を進めたいと思うのですが、アセットがなかなか対応していないケースが多く、苦戦している方も多いのではないでしょうか?

自分もそのうちの1人で、買ったアセットがVRやQuestで使おうとするとうまくいかないことが続いています。

同じような悩みをお考えの方に向けて、情報共有のために自分が確認できた、使いやすいと思ったアセットを紹介していこうというのがこの記事の趣旨です。

動作確認の前提条件

以下の環境で動作確認しています

  • Oculus Quest2、Oculus Quest1
  • Unity 2019.4.22
  • レンダリング設定:URP

掴む・投げる・手の動き

VRで楽しいけれど、すごく気になっていることは、VRの手の動きに納得いかないということでした。

Oculusが提供しているOculus Integrationでも一応実現することはできるのですが、どうも何かが足らずに使いづらい印象があります。

VRIKなどが対抗馬として出てくるのですが、どうにも自分はわかりづらいというか、挙動に疑問を感じることが多くて、使うのをやめた経緯があります。

探してみて良かった

いくつかのVR対応で手の動き(物を掴む、壊す、投げるなどの動き)を意図したアセットをいくつか買ってみました。(3つほど)

その中でセットアップの簡単さ、インスペクタのシンプルさ、動作の安定性の観点からいい感じに思えたアセットは「Auto Hand」です!


Auto Hand – VR Physics Interaction

「Auto Hand」を気に入った点

物を掴む位置やハンドトラッキングにも対応していて、セットアップとデモシーンを簡単に実行できたシンプルさが気に入りました。他のアセットがOculus提供ものから大きく外れた作り方をしていて構造が複雑化しているのに対して、補完するようなアプローチで作られている印象があり、わかりやすいです。

ロボットの手や人間の手(ちょっと怖いけれど)もついてくるのがいい感じ。

デモシーンを触ってみる

デモシーンではURPに対応していない部分もありましたが、動きは納得がいきました。

こういうVRのデモで定番のレバーやボタン、ハンドルなどですが、どれも自分の感覚に合うかどうかはけっこう差が出るものです。今回のAuto Handは自分の中では一番しっくりきたんですよね。このあたりは好みなので難しいですけど。

 

改造されたOVRControllerのヒエラルキー

OVRControllerのインスペクタ

HANDのインスペクタ

やや難しめに見えますけど、あまりいじらないかなと

掴まられるもののインスペクタ

掴む場所などはGrabという形にしてあり、わかりやすい構成

欠点は?

シンプル過ぎるためか、ドキュメントの情報量が少ないです。

直感的に触れるのでそこまで必要ない気もしますが。

手に特化しているので、他の実現も望んでいる場合は足りないと感じることもあるかも。

デモシーンでもあれ?と思う挙動がある点があるのも注意

最後に

いかがですか?直感的にわかりやすいというのは大きいなと

あと手に特化しているので、お値段も他のアセットより安いのもいい感じ

似たような他のアセットについてももう少し調べて、またご紹介したいと思います。

もしご興味がわきましたら、ぜひご購入くださいませ。


Auto Hand – VR Physics Interaction

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