「Adobeにサイバー攻撃 290万人のユーザー情報に不正アクセスの可能性」
アクセスされたのは、ユーザーのID、暗号化されたパスワード、氏名、暗号化されたクレジット/デビットカード番号、有効期限、購入履歴など
見事にまたも自分は対象者だったようで、Adobeから「Important Customer Security Alert」というメールが届きました。
「暗号化された情報が悪用される恐れはない」と言ってますが、ソースコードすら奪われた可能性のある企業の言葉がどれほど信用できるのやら。
とにもかくにも対象者でもそうでない人もAdobeIDのパスワードをリセットしておきましょう。
やり方は簡単で3つのステップ。
Adobeの「お客様情報セキュリティに関する重要なお知らせ」を参考に実行してください。
メールなどは比較的早く届きましたが、パスワードリセット後にサインインがうまくいくか必ずチェックしましょう。
ちなみに自分の場合サインインしようとすると・・・
「指定された Adobe ID とパスワードは有効ではないようです。もう一度お試しください。」とか出ました。「ふざけるな」という気持ちが高まりながらも何度か試すもダメ、パスワードリセットを繰り返してもダメ。そこで新しいパスワードでパスワードリセットした後にもう一度そのパスワードでパスワードリセットを仕掛けたら無事にサインインできました。
Adobeは主力製品のクラウド化を推し進めていましたが、今回の件でおそらく多くのユーザーと潜在的に加入しそうな人々を失うことになり、そうです。業績に相当に影響が出そうですが、大丈夫ですかねえ?自分はCreativeCloudの契約更新を行わなかったのですが、これで正解だったと正直思いました。元々高くはなかったAdobeへの信頼が今回の件で相当落ちましたから。
さすがに今年5回もサイトからの情報流出とあってそこまで慌てなくなりました。
念のため自分がやった対策と調べて良いと思ったサイトの記事をまとめます。
1.サイトにユーザー登録をする際にはIDとパスワードの組み合わせを一致させない
管理は「keePass」や「1Password」などのパスワード管理ソフトなどを使うと良いでしょう。
パスワードの生成もしてくれるので最大数で作るといいですよ。
実際に任天堂を初めとするゲーム関連で連鎖したようですので、注意です。
2.クレジットカードが流出したら?
こちらの「不正利用を防ぐための対処法」にあるように、慌てるよりも冷静に事情を確認して不正利用されていないかもチェック、場合によっては番号を変える。不正利用が見つかったらカード会社にすぐに連絡という基本を抑えていれば大丈夫なようです。心配ならばカード会社に相談するのが良さそうです。
3.信用できない企業やサイトには関わらない、情報は登録しない
ソフトバンクモバイルの信用情報の件もありますので、信用に値しないところにはできるだけ関わらない方が良さそうです。いくら格安と感じる部分があってもそれ以上に大損を被ったり、大きい痛手を負うことになりかねません。
本当にここ数年、特に今年は大手企業の情報流出・不正アクセスが目立ちます。
慢心せずできるだけ自分の情報や財産は自分で守る意識でいたいものです。
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