IIJmio高速モバイル/Dサービスの一部料金を変更し、SMS機能に対応したSIMを追加

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IIJ、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の一部料金を変更し、SMS機能に対応したSIMを追加

IIJmioを使っている身としては嬉しいニュース。

SMSはショートメッセージサービスの略で、携帯電話の番号宛てに、短いテキストメッセージを送受信できるサービス。オプションとして147円/枚(税込)で追加することができ、送信費用は従量制です。これの副作用としてアンテナピクト問題を解消できます。

アンテナピクトについてはIIJの発表資料を引用します。
アンテナピクト問題、バッテリーの過消耗について
アンテナピクト問題とは、一部のスマートフォンでMVNOの通信サービスを使うと、実際は電波が届き通信が可能であるにも関わらず、アンテナピクト(携帯電話の電波状況を示す画面上のアイコン)が表示されず、圏外にいるように見える現象です。また一部のスマートフォンではMVNOの通信サービス利用時にバッテリーの消費が多いプロセスが無駄に動作することで、バッテリーの過消耗を起こすという現象が観察されています。これらの問題が発生するかどうかは、端末の種類やOSのバージョンにより異なります。一方、SMS対応SIMを利用した場合、これらの問題は発生しないことがわかっています。SMS対応SIMを利用することにより、お客様はアンテナピクト問題やバッテリーの過消耗を気にすることなく、端末を自由に選ぶことが可能になります。

それに伴い、IIJmio高速モバイル/Dサービスの一部プランの基本料金を値下げ。
ライトスタートプラン:1,974円→1,596円(378円の値下げ)
ファミリーシェアプラン:2,940円→2,688円(252円の値下げ)

注意すべき点は、従来使用していたSIMではSMS非対応のため、SIM交換(有料1枚につき2,100円)が必要な点。ファミリープランで3枚使用していて、すべて対応させたいと思うと逆に高くつくため可能であれば一度解約して新規契約した方が安く済みます。また一度SMS対応にすると非対応にはできず、SIMを再度交換しなければならない(もちろん有料)ので導入は慎重に。アンテナピクト問題やSIMフリーのiOSデバイスOSバージョンアップによる通信ができない問題などが気になる人以外は対応のものに交換するメリットは薄いかもしれませんね。

なおSMS対応SIMは順次販売される予定で、ビックカメラグループなどに卸しているサービスも対応するそうです。ただし非対応SIMも併売するそうなので購入時には注意が必要ですね。

IIJmio高速モバイル/Dサービスは開始当初から使用していますが、元々良かったものがどんどん改善されてきているので好感が持てています。イメージ的にはAndroidのリファレンス機であるGalaxyNexus SC-04Dのような長く楽しめるサービスだと感じています。

IIJmio(みおふぉん)
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