とある研究というか実験のために自己啓発本を購入して何冊か読んでみました。
おすすめ度は5がおすすめ、1はおすすめできない
10万円講演会の実況中継 成功への階段 たった3ステップで人生が変わる [Kindle版]
タイトルからしてポイントがちりばめられているんですよね、これ。あえて指摘しませんが・・・
本文を読むと10万円の講演というのは3人の講師による講演の金額らしいので、まず3万3,333円の価値と言ってるんですかね。内容ですがとても読みやすいのです。この読みやすさはおそらく狭い空間でこのテンポで話せば多くの人が疑問に思うことなく聞いて満足して帰ってしまうのだろうなと感じるほどです。ただし中身は宗教やマルチ商法・催眠商法の類に近く、結局は高額セミナーに導くための導線のような本です。ただし人の心をつかむ、悪い言い方をすればだますテクニックのコツはわかるのではないかと。それを活かせれば買う価値はあるかも。(個人的には3万円どころか300円の価値も感じませんでしたが)目新しさはないですが。ある意味人生が変わるかもしれませんね、どっちの方向は別として。
おすすめ度 ★★
人生の舵は自分で切れ!あなたの10年後は今週の33.6時間で決まる (impress QuickBooks) [Kindle版]
音楽が好きだったのにSEの仕事に就いたものの夢を諦められずに現在は音楽家として進んでいる著者の作品。まず目につくのはルー大柴ばりの英語が入り組むパワーを感じる文章と勢い。読者を同じ苦しみや悩みを持つ仲間として接しているかのような形式にしているのは好感。好きなことはあるのに言い訳をしてしまって断念しているもしくはできずにイライラしているような人に向いていますね。一緒に夢に向かって頑張りましょう!という同志が身近にいない方には力強く感じるかも。手法自体はそこまで目新しいものではないですが、著者が実践したことや勢いで説得力が増しているんですよね。個人的には「言い訳」をやめるといいことがたくさん起こる!: 「思い」と「言葉」が人生をつくる (王様文庫)と一緒に読むと良い効果を得られそうに思います。熱い想いを望みながら叶えることができていない人には良い刺激になるのではないと思います。
おすすめ度 ★★★★
自己啓発本自体は色々な方面で人の弱さや心の闇に連結する場合があるので、ほどほどにポイントを捉えるくらいがいいのかもしれませんね。あまり多種類のものを読んでも分散してしまって無駄なお金を使い、時間を過ごすだけという結果になりかねません。気持ちがプラスになったり、いくつか読んで無理せず実践できるもの、心に残ったものを大切にするくらいがちょうどいいのではないかと。
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