Oculus Rift(オキュラスリフト)やProject Morpheus(プロジェクトモーフィアス)などを中心に仮想現実(バーチャルリアリティ:Vertual Reality以下VR)の技術に注目が集まっています。興味があるけど高くて買えない、どういうものなのか体験したいという方には、「ハコスコ」がおすすめ。
ハコスコとは、スマートフォンとダンボールの箱を利用してVRを体験できるもの。簡単に言えば顔に着けるミニシアターという感じですが、顔の動きに応じて映像や画像が動くというのが特徴です。
そんなハコスコを付録としてつけたムック本が発売されました。
それが「xReality」です。
編集長はホリエモンこと堀江貴文氏。
氏とVR関係者やその他の分野の著名な方々とのインタビュー記事やVRやSRなどの情報を掲載されています。日頃関連情報を集めている人にとってはそこまで目新しい情報はありませんが、全く知らない方への入門としてはいいレベルの情報量だと思います。つかみも軽めのエロ要素を入れたりとバッチリ。
さてこのムック本に付属されているハコスコですが、ネーミングは「ハコスコX」と呼ぶそうです。
基本的にカラーなど以外は通常のハコスコと違いはなさそうです。
組み立ては時間がかかっても20分ほどあれば余裕ですね。(自分は不器用なので・・・)
ハコスコX 3分クッキング
3分間で作るという名目の動画も用意されています。
5.2インチ以下ほどのサイズのスマートフォン(AndroidやiOSデバイス)とハコスコ公式アプリをダウンロードして準備完了。自分はLG2 L-01Fを使いました。詳しくはハコスコ公式サイトでご確認ください。
ここにスマートフォンを挿入します。(実際はもっと奥まで差し込みます)
実際に使ってみた感想ですが、Oculus RiftのDK2はもちろんDK1にも没入感は遠く及ばないものの、この値段と手軽さでセンサーを使ったコンテンツを楽しむ・感覚をつかむという点では非常に優秀です。ハコスコの下にあるボタンを押すための穴が地味に素晴らしい。個人的にはハコスコ内のダンボール部分が没入感を減らしているように思うので黒く塗るとかすると向上しそうです。ハコスコ公式アプリや今回のムック用アプリのコンテンツはやや物足りないものも多いですが、1000円台でこれだけの体験ができるのはいいアイディアだと思いますし、評価は高め。
バーチャルコースター「ファンズワースコースター」と憧れのアイドルとバーチャルデート「ぱのかの」、「風の谷のナウシカ」の飛行機に乗ってみた! はありかなあと。
今回のコンテンツで物足りないと感じた方はぜひOculus Riftを体験していただきたいですね。
マウスコンピュータのゲームパソコンブランドGTuneの秋葉原店やOcufes(オキュフェス)や各種勉強会、Ocuカフェなど様々な場所で体験できる機会が以前よりも増えているので、一度やってみるといいですよ。素晴らしいコンテンツを作られている開発者も増えてきていますので交流の場としてもおすすめです。
話はそれましたが、今回のムックは
・VRなどの技術や関連商品・研究などの情報を知りたい
・VRを手軽に安価に体験したい
・VR技術でエロを・・・(かなりライトですが・・・)
・島崎遥香さん(AKB48)や鎌田紘子さんのファン
上記に当てはまる方にはおすすめです。
ただ記事に620円ほどの価値を見いだせない方は普通にハコスコを買う方が良いです。
おすすめ度
★★★★
今回の記事に関する本とハコスコ。
ついに待望のOculus Riftの本が出るようです。
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