高解像度のフルHD(実際はフルHD超で1,920×1,200ドットのWUXGA)Androidタブレットが気になる私にとっては非常に興味深い端末「ASUS Pad TF700T」。レビューがPCWatchさんで掲載されていたので、早速読んでみました。
該当記事リンク:PCWatch「Hot Hot Review」
高性能と謳っているだけあってスペック通りの快適な動作のようです。
ライバルと言えるAcerの「ICONIA TAB A700」は少しもたつきが感じられましたが、CPUのクロックアップでプチフリーズ(通称プチフリ)などは減りそう。海外版を使っている人の話ではプチフリは少しあるらしいですが・・・。
画面の表示はHD解像度(1280×800)の高精細化なんですね。アイコンの大きさやブラウジングでの情報量が増えないのはA700も同じ仕様。まあ10インチでフルHD以上を表示しても見づらいだけかもしれませんが。
重さは598gと600を切ってきているのは好感。ライバルのA700は665gで見た目よりも重い感じなので。ちなみにキーボードドッグを合体させると、約1.1Kg。
高スペックをウリにするなら、メインメモリは2GB欲しかったところ。タイミング的にも頑張って欲しかったです。
AnTuTu Benchmarkの結果をリスト化しているのはとても参考になります。
HD解像度の高スペック機「EeePad TF201」よりもわずかにアップしている感じです。
それのコストダウン版「TF300T」も併記してくれたら、なお良かったのに。
それにしてもSDカードの異様な遅さが気になりますねえ・・・。
スペック厨にはかなり満足の行きそうなフラグシップ端末であることは確かなようです。
ただネックになってくるのがやはり”価格”。キーボードドッグなしで54800円、ありで74800円はやはり割高感が強いです。ライバルのA700も少しずつ値段がこなれつつあるので、この価格差がどうなってくるのかには注目したいですね。さらなるライバルHauweiの「GT01」がどの価格で出てくるかで価格が見直される可能性も高いかも。
こうなってくると、あまり高精細とか綺麗さにこだわらない自分にとってはコストパフォーマンスの面で「EeePad TF201」の良さがクローズアップされてきました。最近価格が一気に落ちてキーボードドッグ付きで35000円ほどになり、お買い得感が増していますからね。(GPSの精度が低く、ユニットが別に用意されたりもしてますが・・・)TF300Tはあまりピンと来ない。
安さで言えば、中華PadもHD解像度でメインメモリ2GBやらクワッドコアCPUを搭載してきています。スペックと価格の関係もあと数ヶ月で大きな変動を迎えそうな感じ。
個人的にはあまりTegra自体が好きではないので、他のクワッドコアCPUを積んだタブレットの登場を待ちたいかも。
お金があれば迷わずにいろいろ買って試せるんですが・・・最近使いすぎてますので辛いところです。
発売は8月4日!早く店頭で触ってみたいです。
実売価格は今のところの最安値でキーボードドッグなし(32GB)が50000円弱、キーボードドッグ付(64GB)が68000円弱ですね。
【8/8追記】Amazonで早々にTF700-PR64D(アメジストグレー)が54800円への大幅値下げがありました。予想よりも早いですが、さすがに初期価格が高すぎましたね。でもなんでもう一方の色は変わらずなんでしょう?値付け間違えてる・・・?
【8/10追記】やはり間違いだったのか修正されたようです。
【8/16さらに追記】またAmazonで同価格で販売しています。これはゲリラ的セールっぽい感じになってきました。欲しい方はタイミングをはかって狙ってみてください。
なんだかんだ文句も言いましたが、いずれにせよ発売が楽しみですよ「TF700T」。
ライバルのA700もお値段がいい感じになってきていますね。
個人的には価格差を考えると上記も視野に入れると良さそう。
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