公開:2012年12月8日 更新:2019年1月16日
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現在の据え置きゲーム機ではHDMI端子が標準で搭載されているため、ディスプレイに接続するのもそのままで遊ぶことができます。
ですが、それ以前の機種PS2やWii、DreamCastの場合はそもそもディスプレイにつなぐためのHDMI端子がないため直接接続することはできません。
テレビ自体を見ない(あるいは所有していない)ので、今あるディスプレイを使って、それらの機種のゲームで遊びたいと考えている方は自分も含めているのではないでしょうか?自分の場合は部屋に置いているテレビの位置がイマイチのためにプレイしづらいのでいつも使う机で遊べないかと日々思っていました。今回実際に購入して遊べるようになりましたので、やり方や必要なものを記事にしてみます。
なお機種ごとにHDMI変換するアイテムもありますが、どれも評判がイマイチだったり汎用性がなかったりします。ですので今回は多くのゲーム機を接続できて安定して使えることを重視しました。
PS2やWii、DCなどのゲーム機自体に接続端子ケーブルが用意されていないので、少なくとも接続するケーブルとアップスキャンコンバータというものが必要になります。
ケーブルの候補としてはD端子かS端子になりますが、画質では劣りますが自分はS端子の方をチョイスしました。(自分が購入したいアップコンバータがそれに対応していたのと古い機種のケーブル入手のしやすさから)S端子ケーブルはゲームハードメーカーのものがベストですが、互換のものでも大丈夫です。(質が悪いものは多いですが・・・)
元々低い解像度を解像度の高いディスプレイやテレビに映すにはアップスキャンコンバータや変換コンバータが必要です。これはかなりピンキリで下は2000円台から上は30000円台になります。
HDMIケーブルもなければ用意する必要があります。
あとは音も考慮しないといけませんので、そのためのケーブルも必要ならば購入してください。
自分調べて接続できたもの、接続できそうなものは下記の組み合わせです。
共通
アップスキャンコンバータ・変換コンバータ
コストパフォーマンスと評判の良さでこれを買いました。S端子とHDMIを変換するコンバータ。そこそこ設定を簡単にできるのでなかなか良いです。
これはいわゆるコンポジットとS端子をHDMIに変換できるもの。
上記のPSシリーズやWiiやDC以外にもファミコンやスーパーファミコンなどにも使えるすぐれもの。
こちらはお値段は張りますが、高機能で安定性抜群です。どうもアーケードゲームの基板との接続もできるみたいです。
HDMIケーブル:長さに注意!1本あればOKです。
Macで接続するように購入していたものをそのまま利用しました。(今はDisplayPort接続しているので余っていた)
ただ今はもっと安いものが出ていました。これも評判が良さそうです。
オーディオケーブル:※必要ならば
3.5Фステレオミニプラグ – ピンプラグ×2です。ディスプレイにある音声出力端子とコンポに接続しました。時々ノイズが乗る場合もありますが、それほど気になりませんでした。
機種ごとのS端子ケーブル
PS2・PS1の場合
若干ケーブルが細いと感じる点もありますが、特に問題ありません。
Wiiの場合
ちなみにWiiUにも対応しているそうです。(自分は未確認)
純正は倍のお値段ですが、安定感を重視するならこちらです。
PSPの場合
自分は未購入。PSP2000、3000対応。ただし2000はゲームアーカイブ(PS1)のみ、3000ではあまり画質は良くないという評判ですので注意が必要です。ちなみに1000はそもそも出力できないので無理です。
PS2・PS1・Wii・PSP3000まとめて
同時に接続しているとうまくいかないようですが、いちいちケーブルを買うのが面倒な方にはおすすめ。
ゲームキューブ・ニンテンドー64・スーパーファミコン
自分は未購入ですが、おそらく問題ないと思われます。
DreamCast(ドリームキャスト)の場合
自分は未購入ですが、おそらく大丈夫でしょう。
SS(セガサターン)の場合
自分は未購入ですが、おそらく大丈夫でしょう。
必要なものを購入したら、接続します。
接続するイメージとしては下記のようになります。
ゲーム機 – S端子ケーブル(+AVケーブル) – アップスキャンコンバータ – HDMIケーブル – ディスプレイ – オーディオケーブル – オーディオ機器
簡単に説明すると
・ゲーム機とそれぞれのS端子ケーブルを接続する
・変換コンバータ(アップスキャンコンバータ)にS端子ケーブルとAVケーブルを接続する
・変換コンバータ(アップスキャンコンバータ)にHDMIケーブルを接続する
・ディスプレイにHDMIケーブルを接続する
・ディスプレイのステレオミニプラグ出力にオーディオケーブルを接続する
・オーディオ機器にオーディオケーブルを接続する
これで過去に購入したゲーム機を所有しているディスプレイで遊ぶことができます。
自分は27インチのものに接続していますが、快適に表示されています。
気になっているあなたもぜひ挑戦してみてください。昔のゲーム機の良さも再確認できるいい機会ですよ。
ちなみに機種ごとの変換アダプタもご紹介しておきます。ただし安定性などは上記の方法よりも劣ると思われますが、お手軽ですのでおすすめです。
PS2
Wii
一方お手持ちのディスプレイにHDMI端子がない場合はD-sub端子での接続用アップスキャンコンバータもあります。
これは評判が良いので、最後までどちらにするか悩みました。結果としては当分HDMIはなくならないだろうという判断からHDMI変換コンバータを選択しました。
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