あるブログを読んでいて、「速読術」で人生が変わった！というような記事を目にした時から、まあ人生は変わらないだろうけど「速読」ができれば試験勉強や他にも有利になるかなあ？程度には気になりました。そのあと調べてみると「難しそうだなあ」という印象が残り、なかなか手が出せないでいました。
今度こそ応用情報を合格したいという気持ちが強くなった自分は以前調べたことを思い出し、再び本探しを始めたのでした。そこで出会ったのがこの本でした。
筆者の経験からくる勉強法とその後に学んでいる速読術を組み合わせた形で、より効率が良く無駄を省き、目標を達成するかをわかりやすい言葉で丁寧に書いてあります。速読術に関しても巷で言われている方法ではしっくりこないというようなことも素直に語っているのも好印象です。最初から勉強法や速読術について語るのかと思っていましたが、それ以前のモチベーションの基礎となるものを探るところから触れているため、非常に幅広い勉強や物事に対しての取り組みに応用が利くように思います。
またよくやってしまいがちな勉強法（自分ももろにその思考に陥っていて、ある意味救われました）をしっかりとダメな理由をつけて説明しているのも素晴らしいですね。
若干ボリュームが足りない気もしますが、まずは1分でも5分でもやってみようと思わせる良書だと思います。もし勉強の仕方に悩んでいたり、前向きに取り組めない方、一度この本を手に取ってみることをお勧めします。今後どうすればいいかをきっと示してくれます。
おすすめ度 ★★★★★
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