比較的長いお休み中にスマートフォンアプリを作ってみたい、勉強したいと考えている方は多いのではないのでしょうか?
すでに多くの開発者が数多くのアプリを公開しているのでもう間に合わないのでは?という考えもあると思いますが、まだ序章が終わった感じで変化がまだまだ起こる段階に入ったように自分は捉えています。
また大規模な開発を行っていると、どうしても「自分は何を作っているんだろう?」「自分は開発が好きだったのに・・・」という想いが出てくるケースも多く、個人的には気軽に楽しく開発することができる場があるというのはとても大切なことだと思っています。そういう点やコストの面を考慮すると、iOSよりもAndroidの方がそういった用途には向いていると個人的には思います。
何かをやるための情報はネットで得るというのも一つのやり方ですが、実際に本を見ながらやる方がいいという方も多いはず。(自分もそうです。)
そこで今回はなんだかんだでそれなりに本を購入し、短期間ではありますが実際に開発の現場に入った観点から、それらを学習する上でおすすめできる本をチョイスしてみたいと思います。すでに過去に何度か取り上げた記事のまとめ的なものになり、HTML5中心のものは今回省略しています。それぞれが長くなりますので、Java・Eclipse編とAndroid編に記事を分けます。
初級者・初心者向け(Java・Eclipse)
Androidの開発ではその中心となるのは、プログラミング言語がJava(ジャバ)、そして開発ツールはEclipse(エクリプス)です。それ以外のものを使ってもアプリを制作することはできますが、基本はしっかり抑えておくのとおかないのではその幅や応用力などに大きな差が生まれます。開発を進める上ではどうしても避けられないので、下記の書籍などできっちり学習しておく必要があります。
わかりやすいJava入門編
Javaというよりもプログラミング自体初心者向け。入門書としてはかなりおすすめ。続編のオブジェクト指向編もあります。
おすすめ度 ★★★★★
やさしいJava
定番と言える通称「やさJava」。初心者の方はよく手に取るのですが、講師陣からは賛否分かれる本でもあります。ちょっと癖が強く中途半端な印象がありますね。
おすすめ度 ★★★
明解Java 入門編
定番の一つ。基本構文などはこれでかなり補えます、ただしオブジェクト指向などは別の本で。
おすすめ度 ★★★★
独習Java
研修で使う機会も多めの本。ただしプログラミング初心者には敷居が高い感じ。多言語をやっていた方向け。
おすすめ度 ★★★★★
Sun SJC-P認定ガイド Java5/6編 310-055&310-065対応
資格取得学習用ですが、Javaを体系的に学ぶには一通りの内容が網羅されているので、実はかなりおすすめ。お値段は高いですが、その分厚さと内容を見れば納得いくはず。Androidでもスレッドを扱うのですが、意外とそれを扱わない本も多いのでそういった意味でも大きいんですよね。
おすすめ度 ★★★★★
なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか―Javaの壁を克服する実践トレーニング
タイトルからすると中級者向けに見えますが、実際はJava初心者向け。読みやすいので、おすすめ。
おすすめ度 ★★★★
Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本―最初からそう教えてくれればいいのに!
コードというよりもオブジェクト指向の概念を徹底的に理解させることを目的とした本。Android開発でもオブジェクト指向がわからないと進めることができなくなるので、マスターしたいところ。
おすすめ度 ★★★★★
スッキリわかるJava入門
Javaというよりもオブジェクト指向をRPGに見立てた形で学んでいこうとする形。オブジェクト指向はピンとこない人も多い場合に、教える立場として同じ手法を用いているだけにおすすめ。
おすすめ度 ★★★★
パーフェクトJava
完全なJava初心者には厳しいですが、理解を深めるためにはいい本。基本をおさえた本との組み合わせが必要。
おすすめ度 ★★★★★
Effective Java 第2版
初心者向けではないものの、Javaという言語の理解を深めるのにはかなりおすすめ。なぜこう書くのか?など気になる、探求したい方向け。
おすすめ度 ★★★★★
Eclipse 4.2 完全攻略
Eclipse最新版を扱った本はそれほど多くないので貴重。ツールの使い方をマスターしているかどうかで作業量が大きく変わることを身をもって知っただけに、こういったものを学習することは今後につながるはず。
おすすめ度 ★★★★★
Android編へ
少しでもお役に立てれば幸いです。
自分も負けずに学習してアプリを制作・公開していきたいと思います。一緒に頑張りましょう!
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