普段のカラオケDAMでの精密採点にはまっている自分ですが、コンシューマでそれが遊べるというので注目していたXBOX Oneのアプリ版。そこでそのためだけにXBOX Oneを購入しました。
今回はそのXBOX Oneのカラオケ@DAMアプリをレビューします。
まずこのアプリに必要なのは、XBOX One本体とUSBマイク、そしてストアにある当アプリをインストールしておくこと。そして1日もしくは30日使用権(有料)です。使用権に関してのおすすめはHORIのXBOX One専用マイクに同梱されているクーポンを使うこと。どうせ必要なものですし、30日分(1080円相当)使用できますからね。なお、お試しで使用権なしで歌うことは可能です。(曲限定・精密採点不可)
起動するとしばらく読み込み時間があります。読み込み終わったらAボタンを押すとオープニングムービーが始まります。
接続の仕方によっては音声遅延が起こるようです。
自分はXBOX OneからディスプレイをHDMI端子で接続し、ディスプレイのスピーカー端子から外部スピーカーに接続しています。
マイクはXBOX Oneの横にあるUSB端子に挿します。
そして遅延チェックを行います。
ネットの情報を見る限り、40未満は結構いいレベルのようです。
いろいろミキサーやらアンプをつないでいる方もいらっしゃるようですが、自分は気軽に楽しみたいので上記の構成のみです。
楽曲を選ぶのはこの画面です。いわゆるデンモクの簡易版です。
選曲番号での予約はできないのが、ちょっと残念ですね。また楽曲も生音はなく、本人映像もありません。
キーワード検索もできます。
予約する際にキーやコンテンツを「なし」「精密採点One」「DAMとも動画」を選択して予約。
予約すると予約画面に遷移してこんな感じ。
歌唱中は下記の感じ。DXと比べて、しゃくりやビブラートが発生するとカウントが演奏中にわかるようになっています。今まで採点結果画面でしかわからなかったので便利ですね。新機種で追加されるんですかね、これ。
ただそれぞれのテクニック発生条件がDXと違う印象。フォールがやけに出ますし、タイミングも遅め。ただ歌っている間の印象は精密採点DXに近くラグも少なく感じられます。
マイクを吹くことでノイズが乗りやすいのでマイクスクリーン(カバー)かポップスクリーンがあると良い感じになりますのでおすすめ。
採点結果画面の1ページ目。
だいたい精密採点DXと似た感じ。ちなみに実機と同じく点数のレベルによってBGMが変わります。高いほど熱くて騒がしい感じ?
95点以上かそうでないかはそれでわかるので、結果が出る前に「ああ~」という気持ちになったりします。
採点結果画面の2ページ目。
これもだいたい精密採点DXと同じ感じですが、判定を見るとDAM実機よりも甘めで傾向がずいぶん違います。点数でいうと+4点、音程正確率は+5%ほど。
点数で重視したいのは、音程正確率・抑揚・ロングトーン・安定性でこれは精密採点DXと同じですね。
DAMとも動画はあまり気乗りしないため、まだ試していません。またKinectが必要です。
ゲームの実績は全部で40。基本的には精密採点のみのもの。発売当初話題にはなりましたが365日連続歌唱はどうかな?とは思いましたが(笑)、それなりにクリアしがいのあるものがそろっています。16時間ほどで26個ほど解放しています。
いくつかの不具合はありますね。
・マイク接続しているのに接続されていない
→XBOX Oneから一度外して再接続すれば解決します。ただ歌う気満々の時だとガッカリします。
・2曲目以降で早期に楽曲終了すると前回の採点ベースでなぜか採点される
→これはよくわかりません。本来なら歌唱時間不足で採点できない旨のメッセージが表示されます。
いくつかの不具合はありますが致命的なものはなく、全体的にはJOYSOUNDが展開しているコンシューマ版と比べると出来が非常によいです。実機とは違いはあるものの、おそらく近づくように修正されていくと思われますし。少なくとも譜面の練習にはなります。
しいて言えば、もう少しコンテンツの種類が増えると嬉しいですね。たとえばボイストレーニングとかランキングバトルとか・・・特にボイトレは潜在的ユーザーが多いと思いますので、正直入れてほしいところ。
テレビで興味を持っていたり、実際にカラオケで精密採点を楽しんでいる方には非常におすすめです。自分としてはこのためにXBOX One本体を買いましたが、満足しています。
満足度 ★★★★★
XBOX One本体。KinectとセットであればDAMとも動画も楽しめます。
HORIのXBOX One専用マイク。あまり質感が高いわけではありませんが、他のUSBマイクでも使えるらしいのですが対応していないものもあるらしいので安心感ではこれ。30日使用権込ですし、入門用としては選択すべきアイテム。
マイクノイズ対策としてつけておくと吉。自分は安いマイクスクリーンを専用マイクに使用しています。つけないと音が低い感じに判定されることが多かったのですが、改善されて個人的には点数がかなり上がりました。
直接精密採点Oneの攻略本ではありませんが、基本的には同じ感じ。様々な技法や不自然な形でない点数の取り方の練習について書いてあります。また開発担当者へのインタビューも乗っているので、採点の基準のようなものがわかります。
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