2015年4月20日の同じ日に2つの大きなAndroidプロダクトの発表がありました。
一つはソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Z4」(エクスペリア ゼットフォー)。
そしてもう一つはASUSの「ZenFone 2」(ゼンフォン ツー)。
どちらも魅力的なAndroidスマートフォンなので、個人的にも気にありますね。
それぞれの特徴と気になるポイントについて今回は書いていきたいと思います。詳しくは公式サイトでご確認を。
Zシリーズの完成形 Xperia Z4
デザインや機能も目新しさもあまり感じられませんが、この端末自体は正統進化を遂げているようです。新しく加わった機能もややトレンドに遅れた感もあります。発表会もあまりワクワクする内容ではなく、淡々と進んでいたのはマイナスな印象がありますね。GalaXy S6シリーズとGear VRとの連携のような話題もないですし、地味。ですが、その地味さが今回のXperia Z4を表しているのかもしれないですね。しかし発売されるキャリアやら値段やらを発表しなかったのは情報が少なすぎてダメダメな印象が強く残りました。
Xperia Z4の気になる点
・「Snapdragon 810」採用
Snapdragon 810はQualcomm社製64ビット オクタコアプロセッサー。
発熱の処理がまずく、多くのメーカーが採用を見送ったと噂されているCPUを積んでいる点です。個人的にAndroid5.x系を活かすのに有利と言われている64bitCPUは魅力を感じますが、やはり発熱に関しては気になります。特に発売予定が夏場っぽいのが・・・。
・Xperia Z3とそこまで変化が少ない?
こちらで妥協しても良さそうと感じる点。ただブラッシュアップはされていると思われるのでXperiaファンは十分満足できるのではないかと。
性能怪獣 ZenFone 2
SONYの発表と打って変わって、ASUSはいろいろ工夫していて見ていて楽しいプレゼンとなりました。キーワードを散りばめ、ハイスペック・SIMフリーを強く印象付けました。ただナンバリングが5から2になるというのはなんだかなあ?という気はしますが・・・。
ZenFone 2の気になる点
・メモリ容量4GBの恩恵はどれほど?
ZE551MLに限った話ですが、将来的にはこれが標準になるであろうはずなので現時点でどれだけ違いがあるかを知りたいですね。
ちなみに2GBモデルはZE550MLになるので注意が必要です。
・価格が予想よりも高い
ローカライズやら対応バンドの調整で価格が上がったようですが、もうちょい下げてくれると良かったかなと。50000円超えもしくは少々割るくらいだと少し高い印象。価格改定が来たら、一気に欲しい気持ちが上がりそうですが。
・Atom搭載ってどうなの?
Windowsタブレットを見る限り、以前よりも性能アップ+省電力になっているのは感じますが、Androidだとまだ不安定な印象が残っているので少々心配。
・ラインナップがやや極端
最下位モデルはもう少し安くてもいいかなあと感じますね。
自分が買うとすれば4GBモデルの32GBは魅力を感じます。サイズ的にも5.5インチはGood!
どちらも魅力的ですが、Snapdragon 810の状況によっては「Xperia Z4」、基本的には「ZenFone 2」(ZE551ML)。ただしどちらも解像度がFull HD 1920×1080なのが数年を考えると少々不満ですね。スペック的にそれ以上の解像度だと厳しいのはわかるんですけど。そこらへんはGalaxy S6シリーズが台頭してくるわけで。そういう意味では面白いですね。
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