2021年9月13日にKDDIがauのサブブランド的な役割の「povo」のプランを9月下旬頃から一新することを発表しました。
公式サイトのお知らせ
やはり注目すべきは、基本料金は無料でそこに様々なデータ料金やサービスを加えていく形(トッピング)にしたこと。
基本料金プランは最近では楽天モバイルの1GBまでデータ通信無料が注目されましたが、その問題をうまく回避するように工夫されているなという印象です。
楽天モバイル発表当時の当ブログ記事
【ニュース】楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」が「Rakuten UN-LIMIT VI」に、新プラン登場【SIM】
あまり政府から言われたから一応作りました的に力を入れていない雰囲気が漂っていた「povo」でしたが、ここにきて変化が出てきましたね。
誘惑と注意点
つい基本無料のまま契約すればいいやと思いがちですが、そうはいかないようになっています。
まずトッピングがない素の通信速度が最大128Kbpsに制限されている点。スマホ開始時のデータプランレベルという遅さですから、なかなか使い勝手が良さそうとは言えなさそうです。
また有料データ容量を一定期間(180日以上)買わないと、契約を解除される可能性があると謳っている点
ここが今回のサービスのうまいところですね。
以前にも基本料無料のMVNOもありましたが、今は消えていってしまいました。今回はそれをうまく消化してるなと。
メリットは?
使いたいときにデータ容量を買うことで快適に使うことができる点ですね。しかも月額だけではなく、1日とか容量で選べるのはなかなか便利です。
また早い段階で購入しておくと、ボーナスでデータ容量が増えるキャンペーンをやっているのもいい傾向。一度使って便利さがわかれば、ユーザーはそれを利用してくれるだろうという目論見でしょうが、サービスの継続を考えればありだなと。
対応端末もauモデルですし、白ロムならSIMロック解除も不要みたいなので、なかなかいいですね。docomoモデルだと同じ端末でも割高ですし。
感想
最低維持を考えるなら180日ごとに1日データ使い放題330円のデータトッピングを忘れずに使えばいいですから、格安であることは間違いありません。
スペックなどは下記などを参照してください。
https://povo.k-digitallife.com/teaser_top/assets/document/spec_pc.pdf
これだけ自由度が高く、会社としての体力もあるのでサービスもそれなりに継続はできるだろうことを考えると、契約してみようかなという気持ちがわいてきます。
もし契約したら、その際はまた記事にしますね。



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