Androidタブレットを自分と妹それぞれに欲しい事情があるわけですが、なかなかコレ!というものが見つかりません。
それぞれが欲しいと思うラインは別々で以前記事にも書いているんですが、いろいろ調べているうちに中華Padが気になりだしました。
中華Padは文字通り中国産もしくは中国メーカーのAndroidタブレットのことを指します。(他のメーカー品も中国生産が多いので微妙な表現にも思いますが・・・)
特徴としては・・・
・とにかく安い
・故障率が高い
・品質や安定性にムラがある
・日本語に未対応
・電池持ちが悪い(新しいものは解消してきているものもある)
・スペックが低い
・公表しているスペック通りではない(勝手にスペックが変更される場合も)
・GooglePlayストアが入っていない
・無保証(あっても1、2週間〜1ヶ月ほど)
・解像度がHDを超えるものは低価格帯ではまだない(2万円超えならある)
・GPSと謳っているものでもただのWi-Fiによる位置情報習得レベルのことも?
・bruetooth非対応が多い(結構不便)
というのが基本的なものです。
輸入代理店によっては、日本語対応やGooglePlayストアはインストールして発送してくれるところも増えているため、敷居は低くなっています。(カスタムロム導入に近いラインで自分でセッティングすることは可能)
ただし輸入代理店の質も大きく違うため、ある程度信頼できるお店を選ばないと色々とひどい目に遭うケースもあるようです。
自分は利用していないのですが、ネットでの評判を見ると以下のお店が良さそう。(あくまで印象です、実態とは違う場合があります)
・RPRetail:主にAmazonに出店しており、対応などが親切
・AVICオンライン:プレゼント付きでお買い得
・赤札天国:商品の種類が多めで安め
・東映無線ラジオデパート店:良くも悪くも秋葉原らしいリアルショップ。
スペックもマルチメディアに強い安価なCPUを積極的に採用しているため快適性も向上しているようです。しかもAndroid4.0(ICS)に早くも対応しています。
液晶画面の大きさは7インチが圧倒的に多く、次に9インチ・10,1インチあたりで、解像度は全体的に低めで800×480が多く、1024×600(768)あたりがようやく増えてきた印象です。(高解像度を望む人には厳しい)
しかし中華Padを探す際に〜版という言葉がよくついているのですが、まあピンと来ないものが多いですよね。
わからないなりにまとめてみました。
至尊版:ハイエンド。CPUなどでよく使われるエクストリームエディション
旗艦版:フラグシップ。先駆的な性能のモデル
精英版:エリート。性能が高くなっているモデル
加強版:強化版。印象としてはエントリーモデルよりもCPUを強化したモデル?
時尚版:”流行”という意味なのでベーシック(エントリー)モデル?
双核版:デュアルコアCPU搭載。GPUもそのような表記あり
極光版:素晴らしい液晶(多くはIPS)モデル
間違っている可能性は大ですが、まあ上記である程度の目安はわかるかな?というところです。
最近ではデュアルコアCPUとクアッドコアGPUを採用して品質も向上してきた製品も登場しており、価格も国内正規品の半額〜1/3程度と大変魅力的。
自分が気になる機種は以下のもの。
【CUBE U30GT】
デュアルコアCPUで10.1インチで1280×800のHD解像度にIPS液晶という高機能。ただデザインや質感、スピーカーはイマイチのようです。あとはWとHという2つのモデルがあるらしく、スペックが違うので注意が必要。(Hはスペックダウンしている様子)やや不安定ではあるものの、早々にJellyBean化が進むなど期待値は高い。
【原道 N70双撃】
7インチでデュアルコアCPUとクアッドコアGPU、IPS液晶(1024×600)とハイスペックで比較的安定しているとかなり評判の高い機種。ただ液晶で問題があるロットがあるとかないとか。個人的にはこれの9.7インチ版のN90、10.1インチ版のN101に期待。
【onda vi30 双核版】
【キーボード付ケースプレゼント中!】最新作【アンドロイドタブレット】【onda vi30 双核版】【1024×768高解像度】8インチ 価格:13,500円 |
販売されている状態だと不安定でWi-Fiなどに問題があるようですが、ファームウェアを変更するとずいぶん改善されるようです。カメラが30万画素というあまりにも貧弱すぎる点だけが気になりますね。ただ8インチなど色々と自分の望みに近い部分があり、最有力候補ですね。
【onda vi40 双核版】
【キーボード付ケースプレゼント中!】【大画面9.7インチ】【ipad と同サイズipadの半額!】【Vi40双核版】【ONDA】【IPSスクリーン】【Dual Core】 タブレット PC 本体 価格:19,800円 |
上記の9.7インチ版。お値段的には2万円切りでこのサイズはお買い得。
【NOVO7】
デュアルコアCPUでこの価格は魅力。やや本体が重いという感想も多い。
【MOMO9】
ユーザーがかなり多いのでファームウェアなどの情報量は一番かも。シングルコアながらコストパフォーマンスが高い。
秋葉原でも店頭に置いてあるものを少し触った限り、動きなどは悪くないんですよね。下手をすると国内メーカーのものよりも良いレスポンスだったりします。
ただ機種によっては致命的なハードの欠陥があるものも少なくなく、噂では変なスパイウェアが仕込まれているのではないかというものもあり、やはり購入には注意が必要です。
このご時世で資金が乏しくなってくる方が増えていく可能性が高いことを考えると、中華Padを選ぶのもありかもしれません。
個人的には高解像度のタブレットが欲しいのでGT01やTF700T待ちですが、N70双撃あたりなら充分かもしれないなあと感じています。下手な中古品でもTegra2搭載あたりで2万円以上が常で価格差も大きいですから。
あまり考えずに安いものを買って使い倒すくらいの気持ちであれば、悪く選択ですね。いくつか気になっているものを店頭で触ってみて、納得いけば購入しようかな。
中華Padの情報を得るのに下記のサイトも便利ですよ。ちなみに「安卓」は”Android”、「平板」は”タブレット”の意。
安卓平板wiki
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