Snow LeopardからMountain Lionにバージョンアップしてみた

以前の記事で保留しようと考えていたわけですが・・・結局バージョンアップを敢行しました。それを決断した理由はいくつかありますが、ネットの感想を見る限り評価がかなり分かれているのが気になって試してみたくなったのが主な理由。

あらかじめ我がマシンのスペックを挙げておきます。その方が参考になるかもしれませんね。
過去の記事にも書きましたが、「MacBook Pro 2400/13.3 MC374J/A」でメモリを8GB、HDDを750GB（7200回転）に換装しています。「Core2Duo」という今では非力なCPUですが、GPUは「GeForce 320M」と下手なオンチップGPUよりはマシというのが特徴でしょうか。

念のためクリーンインストールするためにHDDのパーティションを切り直す必要がありましたので、それを実行。

Macは標準の状態で簡単にパーティション変更できるんですね。こういうところは本当に「いい！」ですね。その際には下記の記事を参考にさせていただきました、ありがとうございます。
【Mac】後からハードディスクのパーティションを変更（追加・削除）しました　～OS X Lionの大部屋作り～

早速バックアップを空きディスクにとってから、AppStoreで「Mountain Lion」を1700円で購入。そしてインストール開始。スペックが低いためか1時間ほどと思ったよりも時間がかかりました。

その後にユーザー情報をディスクから転送するかどうかを決めます。
自分は移行したいと思っていたので実行。こちらはインストールよりもさらに時間がかかり、2時間ほどかかりました。もろもろの設定をして、ついにデスクトップ画面登場。紫色っぽかった宇宙が青っぽいカラーになりました。あの色が好きだったので少し寂しい気持ちがこみ上げました。なんとなく地味というか大人になってしまったというか・・・

いろいろと動かしてみると、要求や確認事項がちょこちょこと現れました。
・Javaランタイムを入れろ
・不明のアプリケーションを入れるにはセキュリティ設定で変更しろ
このあたりはすでに情報として知っていたのですぐに対応。

使ってみての感想というか気になった点。
ただしまだ本格的にMacを触って1ヶ月経っていないので的外れ、Macユーザーとしては常識の部分はあるかもしれません。

・Trackpadの挙動が逆になった（上下スクロールなど）：Lionからのようですが使いづらい（BTTでも変更できない）
・全体的な動きに慣性がついた：個人的には動きに素直さがなくて嫌い
・アプリケーション立ち上げが遅くなった：待たされる感がやや強くなりました
・Dockの反応がいまひとつ遅い：これもワンテンポ遅れるようになった
・LaunchPadとかMissionControlって何だろう？：調べなさいって話
・Safariの変更が多い：かゆいところに手が届かずに使いにくい印象
・「再ログイン時にウインドウを開く」：チェックを入れたままで電源を落とすと、クラムシェルモードが再立ち上げ時に有効にならないことが多い（チェックを外すと問題なし）

全体的に思うのは、それほど大きな変更・快適性の向上はあまり感じないけれど、自由だった部分が減って強制されるようになったように感じられる部分が増えたかなと。イメージとしてはAndroid端末を使った後にiOS端末を使った時に感じるもどかしさに近いです。MacOSがiOSとの融合を狙っているらしいので、そのまんまかもしれません。iOS同様にライトユーザー向けにシフトしたってことですかね。そういう意味ではMacでAndroid派（少数だと思いますが・・・）には窮屈感が出てくるかもしれません。

まだOS自体の出来が荒いというかイマイチ洗練されていないように感じるので更新に期待ですかね。
Snow Leopardに満足している方は無理してMountain Lionに焦ってする必要はないと思います。
ソフトウェアや周辺機器などの切り捨てが出て困らない限りは。

ちなみにいくつか有用な情報を掲載いただいているサイトを見つけたのでご紹介しておきます。
[Mac] Mountain Lionでの不具合、起動しなくなったアプリ等バグレポートまとめ。

幸い自分はメールはThunderBirdを使っていましたので、上記も含めてそれ以外でも大きなトラブルは発生せず。
とりあえず自分はXCODEも4.4と最新になりましたし、これも使いこなしていかないと！

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