元々Windows8は明らかにタブレットやタッチパネルを搭載したデバイス向けに作ったOSだなと感じる作りでした。
ただタッチパネル対応のノートパソコンなどはどうしても価格が高い割に性能がイマイチというものが多く、あまり購買意欲をそそるものはありませんでした。
ですがMicrosoftが今年の6月に出したSurfaceあたりから状況は一変。
WindowsRTについては正直不要だと感じますが、コストパフォーマンスに優れたWindowsタブレットマシンがここから始まったと言えます。
そして今冬。
タブレットのネットブック・ウルトラブックに近い存在のタブレット製品群が発売されたことでかなり気になる存在になりました。
その特徴としては・・・
CPUはAtom、メモリは2GB、ストレージは32GBないし64GBでOSはWindows8もしくは8.1の32Bit版というのが基本スペック。
注目はCPUのAtomですが、低消費電力が売りで性能はかなり低いという印象が強く、登場当初のネットブック標準CPUとして採用されていました。しかし時代は変わり、かなりの性能向上が図られてコストパフォーマンスに優れたCPUという存在になっていたようです。
現在のモデルでよく採用されているのはクアッドコアのZ3740とデュアルコアのZ2760。同じ価格帯であればZ3740を選びたいところ。
価格帯は3万円後半から6万円くらいのレンジです。
Surfaceなど本格的なタブレット製品群は・・・
CPUはCore iシリーズシリーズ、メモリは4GB、ストレージはHDDないしSSDでWindows8の64Bit版を採用しているのが基本。
価格帯は8万円から20万円とノートパソコンのものとそれほど大差がなくキーボードも結構高めの純正品が用意されている印象が強いです。
AndroidやiPadなどのタブレットよりも従来のパソコンによったこのWindowsタブレットはオフィスはもちろん幅広い用途で使用することが出て、なおかつ豊富なWindowsのソフトやツールを活かせる点が大きな強みです。まあメディアは「艦これがスムーズにできる!」とかいうズレた感じにはなっていますが、Windows用オンラインゲームも遊べるのも利点ですね。
またバッテリーの持ちも10時間オーバーと長く利用できるのも大きなポイントですね。
現在気になっているWindowsタブレットは以下の通り。
ASUS H100TA-DK004HS
10.1インチタブレット。Amazon限定でマウスとスリーブがついてきてそれほど値段が違わないのがポイント。個人的には付属キーボードについているトラックパッド部分がお気に入り。これを搭載していないものが多いんですが、操作感がまだまだ足りないWindowsタブレットでは結構このあるなしは快適さに影響するように感じます。個人的には一番欲しいのがこれ。
ちなみにこのキーボードには500GBHDDが入っているモデルがあるのもASUSらしいと言えます。
ノーマルだと32GBのASUS T100TA-DK32G
が1万円ほど安いので気にはなりますが正直32GBだと容量的に不安が残ります。
Lenovo IdeaPad Miix2 8
今話題の中心と言える存在の8インチタブレット。相当の人気ぶりが納得のバランスの良さが特徴。キーボードは別売り。
Dell Venue 8 Pro 64G WiFi Office H&Bモデル
前モデル同様に多様なカラーモデルを用意したDellの8インチタブレット。かなり挑戦的な価格で攻めてきそうです。キーボードは別売り。
スペックを求めるならばこのSurface pro 2がおすすめ。Officeもついて10万円を切るとなるとこれになります。前モデルのSurface proとスペック的に大差がないように見えますが大幅にバッテリーの駆動時間に向上されているため中古の安い前モデルを買うよりもこちらを買う方が結果として満足度が高いのではないかと思われます。注意すべきはproがついていないSurfaceは非常に安いですがOSがWindowsRTでスペックもイマイチとあまりいいところがないところ。キーボードが別売りで結構高いのが個人的には躊躇するポイント。
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