春の仕事が落ち着いて、秋からの仕事までに1つ長めのゲームをやろうと思っていました。そこでまだ8が途中になっているものの、DS系での稼働率の高いドラクエの最新作をプレイしようと考え、発売日2日前に注文しました。到着したのは発売日から2日後。
なんだかんでプレイする時間が取れず、8月も終わりが見える10日あたりからプレイ開始。OPのムービーはやっぱり新鮮で、おなじみの音楽はやはり鳥肌もの。クリアした今見るとOPにはけっこういろいろなネタが散りばめられていたのがよくわかります。プレイしてみると、8の3DS版でも感じていましたが、親切設計に拍車がかかっていました。
さて、そこからは時間を見計らってプレイを続け、後半は寝不足になるレベルでクリアに至りました。ネタばれはしませんが、今回に気になった箇所を良かった点と気になった点でご紹介してみたいと思います。
【良かった点】
・キャラが魅力
仲間となるキャラがみんな魅力的で好きになりました。個人的にはセーニャとマルティナ、そして8人目の仲間が良かった。ベロニカもいいですね。サブキャラも某キャラの妹であるマヤが印象的。イメージとしては女性を印象深く描いていた印象が強いです。
仲間となるキャラがみんな魅力的で好きになりました。個人的にはセーニャとマルティナ、そして8人目の仲間が良かった。ベロニカもいいですね。サブキャラも某キャラの妹であるマヤが印象的。イメージとしては女性を印象深く描いていた印象が強いです。
・王道シナリオながら意外性もあり、引き込まれる
キャラが活き活きしているのはシナリオもいいため。やはりグイグイと引き込む力があります。展開のもっていき方も熱血・悲しみ・怒りなど様々な感情を揺さぶってくれました。
・システムは過去作のいいところどり
見事に過去作のいいところを取り入れていますね。さらに改良されていて、非常に良かったです。グラフィックや演出も格段に向上しているのがわかります。
・やりこみ要素やサブゲーム的なものも豊富
本シナリオ以外にもサブシナリオ的なものも多く、またカジノも遊べるゲームの種類も複数あって時間を忘れて遊んでしまうレベル。ウマレースはまあ少し安直だったかなと思いますが・・・
・スタッフの遊び心が随所に見える
ネタの豊富さやウマレースのファンファーレなどスタッフも遊んでるなあと感じるところが多いです。自分のポリシーとして制作者側が楽しんで作っているのがわかるものはいい作品という認識があるので、そのパターンに見事に当てはまっています。
・丁寧な作りで大きなバグもなし
3DSの場合は3Dモード・2Dモードと複数の遊び方ができるのもいいですし、バグが出そうだなと思っていましたが、大きなものはないようです。正直驚きです。新BGMも印象に残るものもあり、良かったです。
【気になった点】
・戦闘時間がかかる
仲間にコマンドを任せることでずいぶん高速化はできますが、一部で長い演出のスキルがあって飛ばせないのが少し苦痛に感じることもありました。モンスターズシリーズの倍速があれば・・・と何度も思いました。
仲間にコマンドを任せることでずいぶん高速化はできますが、一部で長い演出のスキルがあって飛ばせないのが少し苦痛に感じることもありました。モンスターズシリーズの倍速があれば・・・と何度も思いました。
・謎の操作がある
ジャンプってなんのためにあったんでしょうか?
・ふしぎな鍛冶がよくわからず
個人的にあまりよくわからないままクリアしてしまいました。ある程度武器やたたく箇所によってパターンがあるようですが・・・素材集めなども含めて面倒くさいという印象が勝ってしまいました。
・過去作のBGMの使いまわしが多い
名曲なので感動はするのですが、「その場面で使うか」とか「あの曲のままで良かったような」と思うことが特に後半に入ると(シナリオ的な意味もあるのですが)顕著に表に出てきます。もったいないなあと。
・結婚イベントの相手
ネタバレになるのであえて書きませんが、相手にあまり好感をもてない状況で選択肢がないのはちょっと・・・別の部分でリハーサルという名のネタと被るからかもしれませんが。自分はあえてピンと来なかったので試練の最終戦はせずに裏ボスを倒してエンディングを見ています。
・時渡りの迷宮がイマイチ
かなり早い段階でいきなり出てくるのですが、難易度が高く、内容も変なアクションみたいな雑な作りのミニゲームのようなものをクリアしないと過去作のパロディ的なものが遊べないのは正直だるかたですね。もう少しなんとかならなかったのかなという印象。
・PS4版と微妙に異なる点がある
アイテムの場所などが機種によって差異があるため、攻略サイトを見て混乱することがあります。
・ボスのデザインが・・・
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、個人的にはあまり好きではないです。
いろいろ書きましたが、ここ数年でかなり楽しめたゲームのトップレベルでした。過去作に対する接し方とかを見ても、今回が今までの集大成的な位置づけの強い作品であるように思います。もしかするとドラゴンクエストのナンバリングシリーズは今までのスタッフ陣でやるのはこれで最後なのかもしれません。いわゆる新世代的な形になってしまうのかもなと思うほどにさよなら・ありがとう感が強いんですよね。なぜかやっていて寂しく感じることもありました。とはいえ、ゲーム自体は非常によくできており、時間を忘れてプレイしても満足できるものになっています。
過去にプレイしたけれど最近はやっていなかったプレイヤーが一番琴線に触れる気はしますが、ドラクエに思い出がある人はプレイすると様々なことを得ることができる稀有なゲームだと思います。当てはまる方はぜひ購入してプレイしてみてください。おすすめです。
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