SuiteかCloudか

私は現在Adobeの「Creative Suite 4 WebPremium Edition」（Windows版）を所有しています。そして今Creative Cloudの初回割引キャンペーンの期日が今月末であることを考えると非常に悩ましい状況にあります。

何を悩んでいるのかというと・・・
「Creative Suite6」(いわゆるCS6)へアップグレードするか、「Creative Cloud」を契約するかです。

整理のために何が違うのかをいくつかの観点から比較してみます。
まずはそれぞれの特徴（どのような商品・サービスなのか？）を挙げてみます。

Adobe Creative Suite	Adobe Creative Cloud
・パッケージ製品版（Windows、Macいずれかの単体ライセンス契約）・価格は96000円 (CS4からのアップグレード版）・購入すれば同梱ソフトウェアは期限なく使用できる（アップグレードの権利は期限がある）・買うタイミングによって安く購入することも可能・最新版を使いたい場合は毎回Adobeに年貢を納めなければならない・使用できるソフトウェアは各エディションには沿ったもののみ（アップグレードも同様）	・ライセンス商品（Windows、Macどちらでも可）・価格は月額5000円（対象者は初年度3000円）　※パッケージ販売もあり・契約を更新しないと対象ソフトウェアがすべて使えなくなる・最新版は契約期間中であればダウンロードおよびインストール可能・使用できるソフトウェアは最高位のMASTER COLLECTION+α。

Adobe Creative Suite

Adobe Creative Cloud

・パッケージ製品版
（Windows、Macいずれかの単体ライセンス契約）

・価格は96000円
(CS4からのアップグレード版）

・購入すれば同梱ソフトウェアは期限なく使用できる（アップグレードの権利は期限がある）

・買うタイミングによって安く購入することも可能

・最新版を使いたい場合は毎回Adobeに年貢を納めなければならない

・使用できるソフトウェアは各エディションには沿ったもののみ
（アップグレードも同様）

・ライセンス商品
（Windows、Macどちらでも可）

・価格は月額5000円
（対象者は初年度3000円）
　※パッケージ販売もあり

・契約を更新しないと対象ソフトウェアがすべて使えなくなる

・最新版は契約期間中であればダウンロードおよびインストール可能

・使用できるソフトウェアは最高位のMASTER COLLECTION+α。

それぞれで使用できるパッケージはこちら。

Adobe Creative Suite（Web系）パッケージ内容	Adobe Creative Cloud パッケージ内容
Photoshop CS6 Extended Illustrator CS6 InDesign CS6 Dreamweaver CS6 Flash® Professional CS6 Fireworks® CS6 Acrobat® X Pro Bridge CS6 Media Encoder CS6	Photoshop® CS6 Extended Illustrator® CS6 InDesign® CS6 Acrobat® X Pro Flash® Professional CS6 Flash Builder® 4.6 Premium Edition Dreamweaver® CS6 Fireworks® CS6 Adobe Premiere® Pro CS6 After Effects® CS6 Adobe Audition® CS6 SpeedGrade™ CS6 Prelude™ CS6 Encore® CS6 Bridge CS6

次にそれぞれのメリットを比較します。

Adobe Creative Suiteのメリット	Adobe Creative Cloudのメリット
・使用期限はない・セールキャンペーンなどで安く購入できるかも	・契約期間内であれば、多数のソフトウェアが使用可能・月額定額制なのでセールを待つ必要も特にない

Adobe Creative Suiteのメリット

Adobe Creative Cloudのメリット

・使用期限はない

・セールキャンペーンなどで安く購入できるかも

・契約期間内であれば、多数のソフトウェアが使用可能

・月額定額制なのでセールを待つ必要も特にない

そしてそれぞれのデメリットを比較します。

Adobe Creative Suiteのデメリット	Adobe Creative Cloudのデメリット
・アップデートの期限が1つ前のバージョンまで。期限が切れたら最初から買い直しが必要（余計な出費増）。・プラットフォームの混在が1つのパッケージでは不可能で、Mac版はWindowsにインストール不可、逆もしかり・欲しい時にセールキャンペーンをやるかはわからない	・契約期間終了後は多数のソフトウェアが使用不可になる・古いバージョンを使い続けたくても新バージョン出てから1年までしか使えない・Webエディション以外のソフトウェアがあっても使いこなせるか疑問

Adobe Creative Suiteのデメリット

Adobe Creative Cloudのデメリット

・アップデートの期限が1つ前のバージョンまで。期限が切れたら最初から買い直しが必要（余計な出費増）。

・プラットフォームの混在が1つのパッケージでは不可能で、Mac版はWindowsにインストール不可、逆もしかり

・欲しい時にセールキャンペーンをやるかはわからない

・契約期間終了後は多数のソフトウェアが使用不可になる

・古いバージョンを使い続けたくても新バージョン出てから1年までしか使えない

・Webエディション以外のソフトウェアがあっても使いこなせるか疑問

で、使用年数を考えて出費の観点から考えてみると・・・
※ただし価格はセールなどで変動する可能性があります

これを見ると、あくまで金額的な観点では逆転するのは4年目。ただし使えるソフトウェア数も違うし、価格も現在セール中の価格。Cloudの方も値下げすればずれますし、挙げればすぐに逆転します。しかし金額見ると、やっぱりどちらも高いですねえ。

決断するリミットは今月末。
さて困りましたね・・・。今のところはCloudの方がメリットが大きいと考えています。

買うとすれば、下記のお店で購入予定です。
Creative Suite（パッケージ版）
Amazon

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