今さら感はありますが、店頭にあるホットモックを触った限りでのIS03のレビューです。
先日表参道駅に行きましたが、ほぼ全面的にIS03関連のポスターが貼られていました。
そしてTV-CMではレディー・ガガの「ポーカー・フェイス」が流れまくりというauの力の入れよう。
IS03自体はどうでしょうか？
メーカーはSHARP。
スペックもまあ無難な感じで、機能としては日本でおなじみのワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信・高機能カメラがついています。
※おサイフケータイ機能は対応予定サービスが順次増えるとのこと。 >>auのAndroid邃｢搭載スマートフォン「IS03」の発売について〈参考〉
ただスペックではIS01の少ないメモリ同様に、なぜバッテリ容量を1,020mAhしたのかがわかりません。
1,500mAhを積んだ機種でさえ、電池の消費が激しいと言われているだけに、少ない容量にしたのは実にもったいないです。
あとはVRAMが少し少なそうな気もするのですが・・・どうなんでしょうか？
さて触ったみた感想です。
全体的にはIS01でカスタマイズしすぎた失敗を踏まえて、ほどほどに手を入れるのを抑えているなと感じました。
ただHOMEの作りが甘く、変なアニメーションを加えていて引っ掛かるような感じがしてイラッときましたね。
恐らくですがHOMEアプリを変えるだけで快適さがずいぶん向上しそうな印象を受けました。
まだ安定感がHTCやサムスンと比べて足りないかな？とは思いますが、そこらへんは今後のアップデートで改善に期待したいところ。
カメラなどは他のAndroid携帯と比べても良い感じ。ワンセグは荒くは感じますが、まあまあだと思いました。
兄弟機であるドコモのLYNX 3D SH-03C、ソフトバンクモバイルの003SHに3D機能がありませんが、特に問題ではないように思います。
あとは付属のMicroSDカード2GBというのは試供品としてもしょぼすぎます。
（ドコモの同型機ではキャンペーンで16GBのMicroSDカードをプレゼントするらしいですが・・・）
そういうところはソフトバンクが大容量を最初から付属させたりと、うまいんですよね。
より高速で大容量のMicroSDHCカードに交換するのも快適さが増すと思われます。
料金体系は従来のauとは少し違った形の毎月割が導入されており、月々のコストはIS01などの8円運用のインパクトがあるために高く見えてしまうのが残念なところ。
個人的には実質価格は嫌いなのでそこはマイナスですが、価格としては問題ないレベル。
また機種変更で料金やサービスの注意点があるようなので注意が必要です。>> 料金やサービスの注意点は？：「IS03」を購入してきた(＋DMobileの記事)
総合的にはバッテリーとHOME以外は及第点。
個人的にはしっかりOS2.2へのメジャーアップデートとメーカーによる調整が行われれば、さらに良くなりそうです。
ただroot化やディープなカスタマイズを楽しむ人には物足りないかもしれないですね。（今後の動きで可能になるかもしれませんが・・・）
最終的にどれだけの売り上げを見せるか楽しみですね。
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